小学校受験の説明会に参加するとき、「何を質問すればいいの?」「変な質問をして印象を悪くしたらどうしよう」と不安に感じていませんか。説明会での質問は、学校の本質を知る貴重な機会であると同時に、志望度の高さを伝えるチャンスでもあります。この記事では、カテゴリ別に使える質問例40選と、好印象を与える質問のコツ、避けるべきNG例まで徹底解説します。事前準備をしっかり整えて、説明会を最大限に活用しましょう。
小学校受験の説明会で必ず聞くべき質問3選【結論】

説明会では時間が限られているため、優先順位をつけて質問することが大切です。
ここでは、どの学校でも必ず確認すべき核心的な質問を3つ厳選しました。
これらの質問は、学校の本質を見極め、わが子との相性を判断する材料になります。
また、事前リサーチを踏まえた質問として学校側にも好印象を与えられるでしょう。
質問①:御校が最も大切にされている教育理念は何ですか
学校の教育理念は、すべての教育活動の根幹となる価値観です。
パンフレットには記載されていても、実際にどのように実践されているかは現場の声を聞かなければわかりません。
この質問をすることで、学校が日常の指導でどんな価値観を大切にしているかが見えてきます。
たとえば「自主性を重んじる」という理念があっても、具体的にどのような場面で子どもの自主性を尊重しているのか、実例を聞くことができます。
さらに、この質問は家庭の教育方針との一致度を確認するうえでも非常に重要です。
学校と家庭の教育方針がずれていると、入学後に子どもが戸惑う原因になります。
質問②:入学後、保護者が学校と関わる機会はどの程度ありますか
小学校受験を経て入学する私立・国立小学校では、保護者の関わり方が学校によって大きく異なります。
学校行事のサポート、PTA活動、ボランティア参加など、具体的にどのような関わりが求められるのかを事前に把握しておくことが重要です。
たとえば、年間10回以上の保護者参加行事がある学校もあれば、年2〜3回程度の学校もあります。
共働き家庭の場合は特に、平日の活動がどの程度あるかも確認しておきましょう。
この質問は、入学後の生活設計を具体的にイメージするために欠かせません。
また、保護者同士のコミュニティの雰囲気を知る手がかりにもなります。
質問③:在校生に共通する特徴や雰囲気を教えてください
学校のカラーは、在校生の様子に最も現れます。
「明るく活発な子が多い」「落ち着いて学習に取り組む子が多い」など、実際の児童の特徴を聞くことで、わが子がその環境に馴染めるかを判断できます。
たとえば、活発な性格の子どもが静かな雰囲気の学校に入ると、本来の個性を発揮しにくくなる可能性があります。
逆に、じっくり考えるタイプの子が活気あふれる学校に入ると、ペースが合わずストレスを感じることもあります。
この質問によって、学校が求める児童像と、わが子の個性がマッチするかを見極めることができるでしょう。
参考:小学校受験三つ星ガイド – 個別相談会での質問内容や質問例
説明会で質問すべき3つの理由

説明会での質問は、単なる情報収集以上の意味を持ちます。
ここでは、なぜ質問することが重要なのか、その理由を3つの視点から解説します。
質問をすることで得られるメリットを理解すれば、説明会への参加姿勢も変わってくるでしょう。
理由①:志望度の高さを学校側に伝えられる
説明会で質問をすることは、学校への関心の高さを示す行動として学校側に認識されます。
特に、事前にホームページやパンフレットを読み込んだうえでの質問は、「この保護者は本気で入学を考えている」という印象を与えます。
小学校受験では、面接で保護者の志望動機や学校理解が問われることが多いため、説明会での質問は志望度の証明にもなります。
ただし、質問の内容が的外れだと逆効果になるため、事前準備は必須です。
質の高い質問ができれば、学校側の記憶に残り、面接時にも「あの保護者は説明会で熱心に質問されていた」と好印象を持たれる可能性があります。
参考:久保田脳研 – 学校説明会に参加したら何が得られるのか
理由②:パンフレットやHPでは分からない生の情報を得られる
学校のホームページやパンフレットには、基本的な情報は掲載されていますが、実際の運用や現場の雰囲気まではわかりません。
たとえば、「少人数教育」と書かれていても、実際のクラス運営でどのように個別対応がなされているかは、現場の教員に聞かなければわかりません。
説明会では、学校の先生や在校生の保護者から直接話を聞ける貴重な機会です。
特に、最近の変更点や今後の方針など、公式サイトには掲載されていない最新情報を得られることもあります。
また、質問を通じて学校側の対応や姿勢を観察できるため、学校の誠実さや教育への本気度を見極める材料にもなります。
参考:茶子ログ – 学校説明会や個別相談会で質問すべきことを大公開
理由③:面接で「説明会参加」をアピールする材料になる
小学校受験の面接では、「説明会には参加しましたか」「説明会で印象に残ったことは何ですか」といった質問がよくされます。
このとき、具体的なエピソードを交えて答えられるかどうかが重要です。
説明会で質問をしていれば、「〇〇について質問したところ、△△というお答えをいただき、御校の教育への姿勢に感銘を受けました」といった具体的な回答ができます。
このような回答は、単に『参加しました』と答えるよりも格段に説得力があります。
また、面接で「志望動機」を聞かれた際にも、説明会での質問と回答を織り交ぜることで、志望理由に厚みを持たせることができます。
参考:YouTube – 学校説明会 受験対策に活かす参加の仕方
【カテゴリ別】小学校受験の説明会で使える質問例40選

ここからは、説明会で実際に使える質問例を7つのカテゴリに分けて合計40個ご紹介します。
自分の関心や確認したいポイントに合わせて、質問をピックアップしてください。
質問メモを作成する際の参考にもなります。
教育方針・理念に関する質問(7例)
学校の教育方針や理念は、すべての教育活動の土台となるものです。
以下の質問を通じて、学校が何を大切にしているかを深く理解しましょう。
- 御校の教育理念を、日常の指導でどのように実践されていますか
- 建学の精神を子どもたちに伝えるために、具体的にどのような取り組みをされていますか
- グローバル教育において、御校が特に力を入れている点は何ですか
- 道徳教育や情操教育で大切にされている考え方を教えてください
- 御校が考える『生きる力』とは、どのようなものでしょうか
- 多様性を尊重する教育について、具体的な取り組み事例があれば教えてください
- ICT教育と従来の教育のバランスについて、御校のお考えをお聞かせください
これらの質問は、パンフレットに書かれた理念が実際の教育現場でどう生きているかを確認するために有効です。
学校生活・カリキュラムに関する質問(7例)
日々の学校生活やカリキュラムの具体的な内容を知ることで、入学後のイメージが明確になります。
- 1日のタイムスケジュールを具体的に教えていただけますか
- 低学年のうちから専科の先生による授業はありますか
- 体験学習や校外学習はどのくらいの頻度で実施されていますか
- 英語教育は週に何時間、どのような内容で行われていますか
- 図書室の利用時間や蔵書数について教えてください
- 放課後の課外活動やクラブ活動にはどのようなものがありますか
- 宿題の量や内容は、学年ごとにどのように設定されていますか
カリキュラムに関する質問は、わが子の興味や学習スタイルに合っているかを判断する材料になります。
参考:きらめきキッズ – 小学校入学説明会で聞くべき20の質問リスト
通学・安全対策に関する質問(6例)
子どもの安全は最優先事項です。
通学手段や安全対策について、具体的に確認しておきましょう。
- スクールバスの運行ルートや時刻について詳しく教えてください
- 登下校時の安全管理体制はどのようになっていますか
- 緊急時の連絡体制や避難訓練の実施頻度を教えてください
- 校内でのケガや体調不良時の対応フローを教えていただけますか
- 防犯カメラの設置状況や警備体制について教えてください
- アレルギー対応や服薬が必要な場合の学校の対応を教えてください
特に、通学時間が長い場合や、アレルギーのある子どもの場合は、これらの質問が重要になります。
参考:きらめきキッズ – 小学校入学説明会で聞くべき20の質問リスト
費用・学費に関する質問(5例)
学費については、パンフレットに基本情報が載っていますが、追加費用や実費負担についても確認が必要です。
- 学費以外に年間でかかる費用の目安を教えていただけますか
- 制服や指定品の購入費用はどのくらいになりますか
- 修学旅行や宿泊行事の費用は、どのタイミングで必要になりますか
- 奨学金制度や授業料減免制度はありますか
- 兄弟姉妹が在籍する場合の割引制度などはありますか
お金の話は聞きにくいと感じるかもしれませんが、具体的な金額を把握しておくことは家計管理において重要です。
進学実績・卒業後の進路に関する質問(5例)
将来の進路を見据えて、卒業後の選択肢についても確認しておきましょう。
- 系列中学校への内部進学率と、外部受験をする児童の割合を教えてください
- 外部受験を希望する場合、学校としてどのようなサポートがありますか
- 卒業生の進路状況や、進学先の傾向を教えていただけますか
- 中学受験をする場合、学校生活との両立はどのように図れますか
- 卒業生が社会で活躍している事例があれば教えてください
特に、系列校への進学を前提にしている場合と、中学受験を視野に入れている場合では、確認すべき内容が異なります。
入試・選考に関する質問(5例)
入試に関する質問は、直接的すぎると印象が悪くなる場合があるため、慎重に聞く必要があります。
- 入学試験では、どのような力を見ていらっしゃいますか
- ご家庭と学校の教育方針の一致を、どのような点で判断されますか
- 面接では、どのような雰囲気を心がければよろしいでしょうか
- 入学前に身につけておくべきことや、準備しておくべきことはありますか
- 願書作成にあたって、特に重視される項目があれば教えてください
これらの質問は、『合否を左右する要因』を直接聞くのではなく、学校の求める児童像を理解するという姿勢で聞くことが大切です。
保護者の関わり・PTA活動に関する質問(5例)
保護者の関わり方は学校によって大きく異なるため、入学前に必ず確認しておきましょう。
- 保護者が学校行事に参加する頻度はどのくらいですか
- PTA活動の内容や、役員の負担について教えてください
- 共働き家庭への配慮や、柔軟な対応はありますか
- 保護者同士の交流会や懇親会は、どのくらいの頻度で開催されますか
- ボランティア活動への参加は必須でしょうか
特に、共働き家庭の場合は平日の活動頻度を確認することが重要です。
また、保護者同士のコミュニティの雰囲気も、質問を通じて感じ取ることができます。
参考:きらめきキッズ – 小学校入学説明会で聞くべき質問リスト
好印象を与える質問の3つの特徴

質問の内容だけでなく、質問の仕方も学校側の印象を左右します。
ここでは、好印象を与える質問に共通する3つの特徴を解説します。
これらを意識することで、学校側に『この保護者は真剣に学校を理解しようとしている』と感じてもらえるでしょう。
特徴①:事前リサーチを踏まえた質問になっている
好印象を与える質問の最大の特徴は、事前にホームページやパンフレットを読んだうえでの質問であることです。
たとえば、「ホームページに『少人数教育』と書かれていましたが、具体的にどのような場面で個別対応をされているのでしょうか」という質問は、事前リサーチの証明になります。
逆に、「御校の教育方針は何ですか」といった基本情報を聞く質問は、準備不足の印象を与えてしまいます。
事前リサーチを踏まえた質問をするためには、以下の準備が有効です。
- 学校のホームページを隅々まで読む
- パンフレットの記載内容をメモする
- 過去の学校ブログや広報誌をチェックする
- 不明点や深堀りしたい点をリストアップする
特徴②:子どもの成長に焦点を当てている
好印象を与える質問は、子どもの成長や学びを中心に据えています。
たとえば、「御校の教育を通じて、子どもたちにどのような力が身につくとお考えですか」という質問は、子どもの将来を真剣に考えている姿勢が伝わります。
逆に、「保護者の負担はどのくらいですか」といった保護者視点だけの質問は、子ども本位でない印象を与える可能性があります。
もちろん保護者の負担を確認することも大切ですが、まずは子どもの教育環境に関する質問を優先しましょう。
子どもの成長に焦点を当てた質問例は以下の通りです。
- 子どもたちが自主的に学ぶ姿勢を育むために、どのような工夫をされていますか
- 友達との関わりの中で、どのような社会性を育てることを目指していますか
- 失敗を恐れずチャレンジする心を育てるために、どのような指導をされていますか
特徴③:オープンクエスチョンで会話を広げている
好印象を与える質問は、オープンクエスチョン(自由回答形式)になっています。
「はい」「いいえ」で答えられるクローズドクエスチョンではなく、相手が詳しく説明できる質問をすることで、会話が深まり、より多くの情報を得られます。
たとえば、「英語の授業はありますか」ではなく、「英語教育において、御校が大切にされている考え方を教えてください」と聞くと、授業内容だけでなく教育哲学まで聞き出せます。
オープンクエスチョンを作るコツは、『どのように』『なぜ』『どのような』といった言葉を使うことです。
- ❌「体験学習はありますか」→ ✅「体験学習を通じて、子どもたちにどのような学びを期待されていますか」
- ❌「スクールバスは運行していますか」→ ✅「通学手段について、学校としてどのような配慮をされていますか」
参考:YouTube – 小学校受験の学校説明会、何が重要?
説明会で避けるべきNG質問5パターン

質問の内容によっては、学校側に悪い印象を与えてしまうことがあります。
ここでは、説明会で避けるべき質問のパターンを5つ紹介します。
これらを知っておくことで、失敗を防ぐことができるでしょう。
NG①:パンフレットやHPを見れば分かる質問
最も避けるべきなのは、公式サイトやパンフレットに明記されている内容を質問することです。
たとえば、「創立は何年ですか」「制服はありますか」といった基本情報を聞くと、準備不足の印象を与えてしまいます。
このような質問は、『この保護者は学校に本気で関心がないのでは』と思われるリスクがあります。
説明会での質問は、パンフレットやホームページを読んだうえで、さらに深く知りたいことを聞く場です。
事前に情報を収集し、不明点や疑問点を明確にしてから参加しましょう。
NG②:合否に直結する露骨な質問
「どんな子どもが合格しやすいですか」「面接で何を聞かれますか」といった、合否に直結する露骨な質問は避けるべきです。
このような質問は、『合格することだけが目的』という印象を与えてしまいます。
学校側は、学校の教育方針に共感し、子どもの成長を第一に考える保護者を求めています。
入試に関する質問をする場合は、「御校が求める児童像について教えてください」「入学前に身につけておくべきことはありますか」といった、教育的な視点で聞くようにしましょう。
NG③:他校との比較を求める質問
「A校と比べて、御校の強みは何ですか」といった、他校との比較を求める質問は失礼にあたります。
学校側は自校の教育に誇りを持っているため、他校と比較されることを好みません。
また、このような質問は『複数校を天秤にかけている』という印象を与え、志望度の低さを感じさせてしまいます。
他校との違いを知りたい場合は、「御校ならではの特色を教えてください」「御校が特に力を入れている教育活動は何ですか」といった、その学校独自の魅力を引き出す質問をしましょう。
NG④:ネガティブな前提の質問
「いじめが起きた場合、どう対処しますか」「勉強についていけない子への対応は」といった、ネガティブな前提の質問は慎重に扱う必要があります。
もちろん、これらは重要な確認事項ですが、質問の仕方によっては学校を疑っている印象を与えてしまいます。
このような質問をする場合は、言い方を工夫しましょう。
- ❌「いじめが起きたらどうしますか」→ ✅「子ども同士のトラブルが起きた際の、学校の対応方針を教えてください」
- ❌「授業についていけない子はどうしますか」→ ✅「学習進度に個人差がある場合、どのようなサポート体制がありますか」
NG⑤:長すぎる・複数を一度に聞く質問
質問時間が限られている説明会では、一度に複数の質問をするのは避けるべきです。
たとえば、「英語教育の内容と、体験学習の頻度と、保護者の関わり方について教えてください」といった質問は、回答者が混乱してしまいます。
また、前置きが長すぎる質問も、他の保護者の時間を奪うことになります。
質問は1つずつ、簡潔に行いましょう。
複数聞きたいことがある場合は、優先順位をつけて、最も重要なものから質問してください。
時間が許せば追加質問をし、許さない場合は個別相談会で聞くようにしましょう。
参考:きらめきキッズ – 質問しすぎて『モンスターペアレント』と思われませんか
説明会当日の準備と質問のベストタイミング

説明会を有意義なものにするためには、当日の準備とタイミングが重要です。
ここでは、持ち物チェックリスト、質問するベストタイミング、質問メモの作り方を解説します。
事前準備を整えておくことで、当日は落ち着いて行動できるでしょう。
持ち物チェックリスト【保存版】
説明会当日は、以下の持ち物を準備しておきましょう。
- 筆記用具:ペン、ノート、付箋(重要な点にマーク用)
- 質問メモ:事前に準備した質問リスト
- 学校資料:パンフレット、ホームページのプリントアウト
- スリッパ:学校によっては必要
- A4サイズのクリアファイル:配布資料を整理するため
- スマートフォン:校内の雰囲気を記録(撮影可能な場合のみ)
- 身分証明書:受付で必要な場合がある
また、服装は清潔感のあるフォーマルまたはビジネスカジュアルが基本です。
派手すぎる服装や、カジュアルすぎる服装は避けましょう。
参考:久保田脳研 – 学校説明会に参加したら何が得られるのか
質問するベストタイミングは3つある
説明会での質問には、3つのベストタイミングがあります。
①説明会の質疑応答時間
多くの説明会では、全体説明の後に質疑応答の時間が設けられます。
この時間は、全員に共通する内容を聞くのに適しています。
ただし、大勢の前で質問することになるため、個人的すぎる内容は避けましょう。
②個別相談ブース
説明会の後に個別相談ブースが設置されている場合は、より具体的で個人的な質問ができます。
アレルギー対応や通学手段など、わが子特有の事情について聞く場合は、個別相談が適しています。
③校内見学中
校内見学がある場合は、施設や設備についてその場で質問できます。
「この教室はどのように使われていますか」「図書室の蔵書数はどのくらいですか」など、実際の施設を見ながら聞くことで、より具体的な回答が得られます。
質問メモの作り方とテンプレート
質問メモは、A4用紙1枚にまとめるのがおすすめです。
以下のテンプレートを参考にしてください。
【質問メモテンプレート】
| 優先度 | カテゴリ | 質問内容 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ★★★ | 教育理念 | 御校が最も大切にされている教育理念は何ですか | 全体質疑で |
| ★★★ | 保護者関与 | 入学後、保護者が学校と関わる機会はどの程度ありますか | 個別相談で |
| ★★☆ | 安全対策 | 登下校時の安全管理体制はどのようになっていますか | 時間があれば |
| ★☆☆ | 施設 | 図書室の利用時間や蔵書数について教えてください | 校内見学時 |
優先度をつけておくことで、時間が限られている場合でも、重要な質問を確実にできます。
また、回答内容はメモの余白に書き込めるようにしておきましょう。
参考:YouTube – 学校説明会 受験対策に活かす参加の仕方
複数校を比較検討するための質問術

複数の学校を受験する場合、各校を比較しやすい形で情報を整理することが重要です。
ここでは、全校共通で聞くべき質問と、学校比較メモの作り方を解説します。
効率的に情報を収集し、最終的な志望校選びに役立てましょう。
全校共通で聞くべき3つの質問
複数校を比較する際は、すべての学校に同じ質問をすることで、公平な比較ができます。
以下の3つの質問は、どの学校でも必ず聞いておきましょう。
①教育理念を日常でどう実践しているか
各校の教育理念は異なりますが、「理念を具体的にどう実践しているか」を聞くことで、理念の本気度がわかります。
②在校生に共通する特徴
学校のカラーは在校生に表れます。
各校の児童の雰囲気を比較することで、わが子に合う環境を見極められます。
③保護者の関わり方
保護者の負担は学校によって大きく異なります。
この点を比較することで、家庭の生活スタイルに合う学校を選べます。
学校比較メモの作り方
複数校の情報を整理するには、比較表を作成するのが効果的です。
以下のようなフォーマットで、各校の情報を記録しましょう。
| 項目 | A校 | B校 | C校 |
|---|---|---|---|
| 教育理念の実践 | プロジェクト学習で自主性を育成 | 毎朝の読書時間で集中力を養成 | 異学年交流で協調性を重視 |
| 在校生の雰囲気 | 明るく活発 | 落ち着いて真面目 | 個性的で自由 |
| 保護者の関わり | 年10回程度の行事参加 | 年3回程度 | 年5回+ボランティア |
| 通学時間 | 40分 | 25分 | 50分 |
| 費用(年間) | 約120万円 | 約100万円 | 約150万円 |
| 印象・感想 | 活気があり子どもが楽しそう | 学習環境が整っている | 個性を伸ばす雰囲気 |
この比較表を作成することで、各校の特徴が一目でわかり、最終判断がしやすくなります。
また、面接時に「他校との比較でなぜ本校を選んだか」と聞かれた際にも、この比較表が役立ちます。
説明会後にやるべきフォローアクション

説明会に参加しただけで満足してはいけません。
説明会後のフォローアクションが、受験準備の成否を分けます。
ここでは、当日中にやるべきことと、追加質問の解決方法を解説します。
当日中に質問と回答・印象を整理する
説明会から帰宅したら、その日のうちに質問内容と回答、全体の印象を整理しましょう。
時間が経つと記憶が曖昧になり、重要な情報を忘れてしまいます。
以下のポイントを記録してください。
- 質問した内容と得られた回答:質問メモに追記する
- 先生の印象や対応:温かい雰囲気だったか、丁寧に答えてくれたか
- 校舎や施設の印象:清潔感、明るさ、設備の充実度
- 在校生の様子:すれ違った児童の挨拶や表情
- 保護者の雰囲気:他の参加者の服装や質問内容
- 全体的な感想:わが子に合いそうか、志望度は上がったか下がったか
これらの情報は、願書作成や面接準備の際に非常に役立ちます。
参考:YouTube – 学校説明会 受験対策に活かす参加の仕方
追加質問は個別相談会・学校訪問で解決する
説明会では時間が限られているため、すべての質問ができないこともあります。
また、説明会後に新たな疑問が浮かぶこともあるでしょう。
そのような場合は、個別相談会や学校訪問を活用してください。
多くの学校では、説明会後に個別相談の機会を設けています。
また、授業見学会や学校公開日に参加することで、実際の授業風景や児童の様子を見ることができます。
さらに、学校によっては電話やメールでの問い合わせにも対応しています。
ただし、問い合わせる際は、「説明会に参加させていただいた〇〇です」と名乗り、簡潔かつ丁寧に質問しましょう。
まとめ|質問準備が小学校受験の説明会の価値を最大化する

小学校受験の説明会は、学校の本質を知り、わが子に合う環境かを見極める貴重な機会です。
この記事でご紹介した質問例やコツを参考に、事前準備をしっかり整えて説明会に臨みましょう。
最後に、この記事の重要ポイントをまとめます。
- 説明会では必ず質問する:志望度の高さを示し、生の情報を得られる
- 質問は事前準備が命:ホームページやパンフレットを読み込み、深掘りしたい点をリスト化する
- 子どもの成長に焦点を当てる:保護者視点だけでなく、子どもの学びを中心に質問する
- NG質問を避ける:パンフレットに書いてある内容、合否に直結する質問、他校比較は避ける
- 説明会後のフォローが重要:当日中に情報を整理し、追加質問は個別相談会で解決する
質問準備を徹底することで、説明会の価値は何倍にも高まります。
この記事が、あなたの小学校受験準備の一助となれば幸いです。


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